本の虫。
独身の頃は、
『本とカフェオレと美味しい酒があれば、他に何もいらない』
と言っちゃう、ふざけた女だった。
5ヶ月前は
『本と美味しい酒とタロジロ相方がいれば、他に何もいらない』
・・・あれ?
贅沢になってんぢゃん(笑)
私に本は、必須(笑)
だから、人生における重大事、
タロを妊娠出産の頃は、アホほどそのテの書籍を読みあさった。
だから、普通妊娠・出産あたりの苦痛などは
知識で知ってたし、妊娠後期には
『さあ来い、陣痛っっ』ってな迎え撃つ気、満々だった。
それが、まさかの陣痛来ず、促進剤も効かずの帝王切開。
産んだ後も、予想外のトラブル続きで・・・
あのね、帝王切開って、陣痛無くて楽、なんて聞いてたけど、
麻酔から覚めて、体の感覚が戻ってくると・・・地獄なんですよ♪
ざっくり切って、赤子を出すんだからねぇ。
その上、帝王切開の次の日には、『自力で腹筋を使って座れ』
切開2日後には、歩いてトイレに行け、ですもん。
普通分娩を知らないけれど、陣痛もなかったけど、痛いもんは痛い。
泣くほど痛いんだからね♪
そして、育児書を読み漁る私。
そして、勝手に追い詰められる私。
標準の成長記録。
タロ、大体、それを達成していない。
歩く・走る・スキップする、の辺りは標準より早かった。
でも、喋る・指差す・大人の身振りを真似するの辺りが遅かった。
(それはジロも全く同じだった)
タロ、3歳の頃に、ぷっつりキレて
育児書全て廃棄(古本屋に 笑)
育児書に振り回される自分に嫌気も差したし
目の前のタロだけを見よう、と思ったのだった。
思うまでが長かったけど・・・
ジロの時は、最初から育児書を見なかった。
出来たことを褒めて、悪いことを怒る。
シンプルぢゃん?
ほかになにがある?
よその子の成長はうちの子と違う。
違っても、いい。
それでも、『平均値』ってのは、心を削る。
今、私は、不登校に関する書籍も
ネットに氾濫している情報も
なにも見ていない。
それが正しいのか、間違ってるのかは判らない。
色んなケースを読む事も必要かも知れない。
ジロのケースは
どこにでも転がってて
普通にどっかかっか、カテゴライズされる事象だろう。
特別なことではないと思う。
溢れる情報に振り回されたり
一喜一憂するだけの余裕もない。
ジロだけを見よう。