senesio's diary

息子が学校に行けず、出口の見えない状態です。ぐちゃぐちゃな頭を整理する為に書いています。

働くこと。

昨日、ジロはほくほくで帰ってきた。

お給料をもらって。

 

ちぃと前、の11月終わりあたり。

「どれくらい、お給料あるかなぁ」

とジロに聞かれて

「1万くらいじゃね?

あんまり期待してんじゃねぇよ。

そういうのは、『取らぬ狸の皮算用』って言うんだぞ」

 

ジロが、

「俺の給料、猫の皮がどうとか言ってたじゃん」

「たぬきの皮、だな」

「それって、何なん?」

「あー、自分で調べれ」

私が、1万とか言ってたから

実際給料もらって、予想以上でホクホク、みたいね。

 

そう。

時給とか決めずに

ジロがバイトしたいって言うから

私がバイト先に

「使ってやってください」って言ったからさ、

もー、そんなの期待すんなってやつだよね。

 

それでも。

私がバイトに行くと、ジロの働きを見てる人が

「ナギちゃん、ジロくんよく働くよ」

「骨惜しみしない、いい子だねぇ」

などと褒めてくれるので

「そーゆーのは、本人に言ってやって」

と言うと、

「言ってるよ〜」

とのこと。

ジロは、褒められて育ってるようだ。

 

ジロも、私に全く愚痴も文句も言わず

黙々とバイトに行く。

 

11月のお給料。

4万6千円。

時給は900円。

 

週に3〜4日。

17時から22時くらいまで

旅館の裏方をこなす。

体力仕事。

 

私とは時間帯が違うから

一緒に仕事することはない。

 

女将さんから

「ジロくんは、よく働いてくれて助かるわ」

の言葉に、あぁそうか、程度の私。

 

なんていうか・・・

自分でも言葉にならん気持ちにもなる。