senesio's diary

息子が学校に行けず、出口の見えない状態です。ぐちゃぐちゃな頭を整理する為に書いています。

ジロの言い分。

担任と話し合う日々。

 

ジロの言い分は

「久しぶりの登校は疲れるし、

帰りたい時にオカンが迎えに来られない日は行かない」

だそうで・・・

 

んでそんな日は、月曜日だけなのでした・・・

 

私の仕事は、途中抜け出来ない。

パートの方は、私1人で仕事してるし

バイトの方は、前日までに前もって言わないと仕事が回らなくなる。

 

むぅ・・・

 

とりあえず、週に一度の登校を目指しましょう。

で担任との話は落ち着いた。

 

急な展開に戸惑う大人たちの図(笑)

明日、月曜日。

行けるかな・・・

登校。

1年半ぶりに、ジロが学校に行った。

その日は、あっけなかった。

 

飼い猫の避妊手術をした次の日だった。

 

1年半ぶりの登校は混乱を極めた。

登校靴も校内靴もきつい。

いきなり教室も無理なので

別室で自習って形にしてもらった。

先生方もすげぇ気を遣ってた。

 

そして13時半。

学校から電話があり

「お迎えに来てください」となった。

 

帰りの車でジロに

「楽しかった?」

「うん」

それだけだった。

 

聞いても、まともに応えないだろうと思ったし

根掘り葉掘り聞くのは反抗期のジロには無理だったと思う。

 

そして、次の日は

「行けない」と休んだ。

 

あの日は幻だったのかなぁ

とか思うくらいの、ジロの態度である。

 

明日、月曜日。

行くかな。

無理かな。

行く先。

ジロの担任が

「ここってジロくんのやる気、出ませんかね」

 

某高校のパンフレット。

そこはちょっと変わったことを前面に押し出した高校。

ただ、ほぼ全寮制の全日制。

町からの補助もあるという。

 

「今から間に合いますか?」

「ジロくんが頑張ってくれたら・・・」

 

先生が帰った後、

ジロにそのパンフを見せるも

「ふーん」だった。

 

もう、なんだか

なんだかなーな日々。

 

 

役割。

猫が来て、猫の夕ご飯の担当はジロ。

 

そうなったら、夕方から猫がジロに

「にゃー」

「あおーん」

「んー」

などと鳴きながらジロにまとわりつく。

 

「俺の事が好きなんかなぁ」

「・・・・好きだと思うよ・・・・・・・ご飯、してやって・・・」

 

ドライフードとウェットフードを半々で混ぜるのがうちの猫ご飯。

2分で出来る。

 

ちなみに。

朝ごはん作りは私なので、朝は私に擦りよる。

 

ジロの仕事は、猫の夕ご飯作りくらい。

たまのタイミングで、ウンチ処理をするジロだけど

(ウンチは大体、私がいるときに済ませる猫)

割と嫌がらずにする。

 

生き物を飼う事で何かが変わったら・・・

と思っての事だけど

ジロの役割が2つ出来ただけの事。

・・・2つでも、大きいか・・・(笑)

 

ジロがこんなに猫が好きだったなんて、知らなかったよ(笑)

 

朝の連絡。

朝。

平日の毎朝。

 

私は学校に電話する。

「今日も行けません」と。

 

電話に出るのは、9割方教頭先生で

「判りました。伝えます」で電話を切る。

 

たまに教頭先生以外の先生が出て

「起きてますか?朝ごはん食べましたか?」

とか聞かれる。

 

私の勝手な言い分だけど

苦痛、なのね。

 

相方が休みの時に

「学校に電話して」というと

「嫌だ」と言われる。

 

でも、なんというか・・・

これを止めるのも・・・気持ちの上で、呵責がある。

 

1年半年、毎朝『あぁ、嫌だな』と思いながらリダイヤル。

 

先日、担任が来た折に

相方が

「ジロが学校に行ける時に学校に電話するって形にしたい」

と言って、朝の定時連絡を止めた。

 

なんだか・・・呵責がありながら

気持ちが楽になった。

 

給食を止め

汽車の定期を止め

そして朝の連絡を止め。

 

他に不登校の親御さんを知らないから

ずっと手探りで・・・

 

もうたぶん。

ジロは修学旅行に行かないと思う。

 

 

一緒にスーパー。

ジロ。

中学の最初から学校に行けなくて、

クラスの他の小学校から来ている同級生にも

もう、顔を忘れられちゃってるよなー。

でも入学式の集合写真はあるし、

少しだけど、部活にも行ってたし。

 

そんな中、たまたまジロの気が向いて一緒に

夜、遅くまで開いてるスーパーにアイスを買いに行ったら

見知らぬ子が

「あれ?ジロ?えー、まぢ?ジロ?」

と、近づいてきた子がいて

相方と私は、心配ながらそのまま店内に入り

適当に買い物をして・・・

その子は多分、塾の帰りなんだろうなぁ。

 

なんだか話が弾んでたみたいだから

少し待ってたら、戻ってきて

「陸上の・・・同じクラブの人だった」

と言う。

「でも、名前が判らん」と苦笑する。

「部活に来いって、言われた」

「行けよ」

「行けよ」

相方と私、シンクロした(笑)

 

それでも動かないジロ。

今も、猫のわさびとイチャイチャしてる。