senesio's diary

息子が学校に行けず、出口の見えない状態です。ぐちゃぐちゃな頭を整理する為に書いています。

0か100。

4月。

 

ジロは10日に一度くらい、部活に参加できるようになった。

きっかけは、やっぱりタロが中学校に連れてった事だろう。

 

昨日、私が先生と作戦会議の為に中学校に行くついでに

ジロも部活に行くことになったんだけど

さくっと体操服に着替えて、行く気マンマンの姿で

「俺、ホントに行かされるの?」

とか言っちゃうあたり・・・

ある意味、無理矢理な形がいいんだろうなぁ。

(ジロはきっと、マゾにちまいない 笑)

 

中学校に行くと、さらっと部活メンバーに混じっていった。

ジロの事情をみんな知っているんだろう。

 

私は、保健室で不登校専門の遠山先生と作戦会議みたいのをしていた。

今年からお世話になっている遠山先生は、女性なので

色々と配慮して頂いてる状態。

 

養護の大屋先生も何かと家庭訪問に来てくれてるけど、

ジロとは顔を合わせていない・・・と言う現実w

 

女性教諭がダメってのは・・・

ねぇ・・・色々と支障がありすぎる。

 

で、ヤツが部活練習中にそばまで来たので

呼ぶと素直に保健室にやってきたので

そのまま身体測定と視力検査と聴力検査をやった。

 

遠山先生も大屋先生も

ジロがいる間、たんたんと対応していたのに

それが終わり、ジロが部活に戻ったあと

「素直でしたね〜」

「拒否されると思ってました」

等々、のお言葉を頂いた。

 

・・・多分、逃げられない事態に弱いんでないかと。

 

部活も終わり、まぁ、色々と大人の事情系で

部活顧問を待っていると

校長先生がやってきて少しお話した。

「ジロくんは0か100なんだろうなぁ。

午後からだけ、授業を受けるって事が出来ないんですよね。

それでも、来る気になってくれて嬉しいです。

ここから、ゆっくりとでも進みましょう。

その子がいられる場所を探す事も私らの仕事です」

そんな言葉を受けて、

全く動かなかった1年生の頃を思い出す。

 

かなりスローモーションだけど

2年になって動き出してる。

 

スタートが部活なのは予想通り。

ここからは、ジロの気持ち。

 

相方と私が出来る事は

フォロー、と思う。