部活。
インフルの波をかいくぐり
それなりに大会に出場してたタロ。
病み上がりだし、予選敗退だろうと思ってたら
「決勝、行ったもんねー」
である。
ちとびっくり。
インフルで体重と筋力と体力が落ちてて
練習もままならん状態で決勝すか。
案外、そんな時にいい感じになっちゃったりするのかも知れない。
その大会には、ジロの中学の子も来てて
結構色々と言われたそうな。
「ジロ、なんで学校に来ないんすか?
タロ先輩の弟だし期待してるのに」系の・・・
適当に言っておいたー、などと言うタロ。
『期待されまくりっちゅーのも、辛いだろうけどさー
まず、学校に来て部活に出なきゃ話にならんっ』
ブツブツ言いながら、ジャコをボリボリと食べる。
そんなタロの活躍を見てジロが
「俺が大会に出たら即決勝に出場でぇ〜」
ってな夢みたいなことをほざくのだった。
アレだよな・・・
タロの普段のコツコツと積み重ねてることとか
全く見てないよな・・・目の前にいるけど。
うん。
ジロが学校に行って
部活でコツコツとして
トレーニングに燃えたら・・・
そりゃ、インターハイだよ。
桐生君のように、日本中に名前を轟かせるのさぁ(^^)
と言った、夢を見ているバカ親なのだ・・・