通夜。
相方の兄姉は、
長兄・姉・次兄・三男の構成で
長兄だけ、遠くで所帯を持ってる。
だから、長兄一家が仮通夜は行かない、本通夜と葬儀は出ると言う長兄を
「まぁ、ずっと寄り付かなかったんだから、そうだろうね」
と、姉が軽く言った。
私が長兄と会ったのは2回。
長兄嫁さんとは1回。
甥2人とは1回。
顔なんて覚えてねーぜ、ってな状況だった。
喪主は、次兄がした。
次兄嫁さんは、次兄と一回り年が下なので私より8つ年下。
で、姉と次兄は近所に家を建ててるから、
通夜~葬儀あたりの弔問は、姉と次兄嫁にお任せして
私はキッチンで
「あれがない、これがない」をやっていた。
通夜の日の夜、みんなくたくたのようだし
ありものでご飯を作ることにして
姉の娘ちゃん(3人娘。21歳・19歳・17歳)の次女ちゃんを助手に
「カレー作るよー」と、やっていた。
大人がこの状況で、子どもたちがどうしてたか、と言うと。
長兄のとこの息子、22歳男子・24歳男子は、2階の一室で一家でお籠り。
次兄のとこ・小6女子・小3女子・5歳男子。
そしてうちの、高2男子・小6男子。
このくくりを『孫同盟』wと呼んで、10人全員が揃ったのは・・・9年ぶりだった。
そして、ジロと次兄のとこ子のくくりを『ちっちゃいものクラブ』と呼んで
ジロは、ちっちゃいものクラブのリーダーだった。
特に5歳甥は、ジロを師匠と仰ぎ、つねにくっついていたw
(ちなみに、タロは『ちっちゃいものクラブ』の顧問w)
姉・次兄・うちの子たちを、2階の一室(ゲームとお菓子は潤沢にあったw)に詰め込んで
「ここで、静かに待機する事」
そして、階下が忙しくなると、大きな姪を呼んで手伝わせ
力仕事は、タロを呼ぶ。
子ども部屋のお陰で、大人たちは通夜~葬儀の準備に集中できたし
5歳甥くんも、ジロとの遊びに夢中だった。
お通夜は、恙無く終わり、
バタバタとした中、順番にみんなでご飯を食べて、後片付けして
「また明日~」と、私一家は、車で40分の家に帰った。