senesio's diary

息子が学校に行けず、出口の見えない状態です。ぐちゃぐちゃな頭を整理する為に書いています。

10月・ベッド。

あぁそうだ。

10月の事だった。

 

ジロが学校に行った、お天気のイイ、私が休みの日。

散らかった子供部屋に行く。

絶望的な散らかり具合。

 

タロのスペースは、綺麗だったけど

ジロのスペースは・・・・・・・・・(;;)

 

ゴミ袋を片手に、いらないモノを放り込んでいく。

学級通信が・・・

プリントが・・・

得体のしれないメモが・・・

 

学級通信を読みふけり、プリント類はファイルして

メモは全部捨てた。

・・・ただ、IDとかPASS系は、別にして保管する。

あぁ、腹が立つ。

どっかに登録してやがる。

夜な夜なチャットみたいな事をしてるいくつかのサイトだな。

お菓子の空き袋の散乱にはめまいがした。

 

この成長期にさぁ、

おかんの美味しいご飯、食べろよ。

不調を理由にしてるからか、準備してても食べない。

替りに、お菓子ですか。

虚しい・・・

 

ベッドパットとシーツを剥がし、

布団のカバーを剥がす。

隅っこにかためられた数日分の衣類。

もー、全部洗濯だっ

・・・男臭いしっっ

もー、ムカつくーーーーーーっ

 

そして気づいた。

ベッドマットレスと枕にカビ・・・

何これっ、信じらんない。

ムカつきがしゅるる〜と萎んで

替りに・・・

こうなる前は、ベッドは

ジロにとって、眠るだけの場所だった。

それがここ数ヶ月、1日の大半を過ごす場所になってしまった。

こうして私が入り込まないと

魔境になってしまう場所。

何を考えて、過ごしているんだろう。

 

アルコール除菌して、新しいカバーに替えて

ジロの匂いを消す。

 

「子供部屋が男臭い。

男はなー、無臭が好まれるんだぞ、知ってたか?」

タロ・ジロに夜、絡むと

タロが正当に反論する。

「部活で汗かくもん、しかも俺ら男だし」

「かーちゃんの寝室、女臭いぞ」

 

・・・女臭いってナニ?

「なんか、シャンプーとか化粧品臭い」

 

・・・この殺伐とした男ばかりの中で

女捨ててるんだから、シャンプーやメイク用品くらいガタガタ言うな。