senesio's diary

息子が学校に行けず、出口の見えない状態です。ぐちゃぐちゃな頭を整理する為に書いています。

疑惑。

その朝は、37.8度だった。

 

運動会を終えて、みんな疲れてるよなーって時期だった。

 

白い顔で計った体温計を渡してくるジロ。

しんどそうに、布団に包まるジロ。

 

多分、もう。

勉強はついていけてないだろうな・・・

すぃっと、ジロに手を伸ばす。

長い前髪をかき分けて額に触れようとした私の手を弾く。

弾いたジロの手は、私よりも体温が低かった。

 

触れられたくない、か。

 

疑惑を抱えたまま

仕事に行く準備をする。

 

なんで、学校に行きたくないのかなぁ。

涙がこぼれた。