8月。
夏休みに、ジロは
9月末にあるスポーツ大会の為に、練習の日々。
7時40分に、中田先生が車で迎えに来てくれる。
私は7時35分頃に、パートに向かう。
仕事のために家を出ると、先生の車が停まっているのを
素通り、なんて出来ないし
ジロに「早くしろ」と急かしても「うるせーなー」な頃なので、
ジロが来るまで先生と喋って待ってた。
待たせて申し訳ない・・・
もう、何を喋ったのか思い出せないくらいの世間話だったけど、
私が駐車場に向かって歩いて行くと、
律儀に車から出て、ニコニコしてた先生にいつも罪悪感を感じていた。
はっっっっっ
今、気づいた。
仕事に行く私は、きちんとメイクしてたけど
ジロが学校を休んで夜の家庭訪問の時には、スッピンだったんだ・・・
くぅっっっっ
めっちゃ恥ずかしいっっ。