senesio's diary

息子が学校に行けず、出口の見えない状態です。ぐちゃぐちゃな頭を整理する為に書いています。

あの頃のこと。

先日、機嫌の良さそうな日に

ちょっと昔の疑問をぶつけてみた。

http://senesio.hatenablog.com/entry/2015/12/06/202734

 

朝、急に

「今日学校行くわ」と言った日のこと。

 

ジロは、最初

「覚えてない」と言ったんだけど

「1年半ぶりの登校だよ?

覚えてないの?」

「・・・朝、起きれたし・・・それだけ」

「・・・それだけ?」

「うん」

 

わからんわー

まぢ、わからんわー

や、単に言わないだけで、思うことは山ほどあったんだと思うけど。

 

 

ジロのバイト。

もう、4月も終わりか・・・

 

昨年、11月から旅館のバイトをしていたジロは

きっちり3月後半まで辞めずに働いた。

かなりいい働きをしていたようで、

あちこちからお褒めの言葉をいただく。

4月は、2週間ほどメンテナンス休館でバイト・パートスタッフはお休み。

4月の半ばから再び、始動だ。

 

正直・・・まぢで続くとは思っていなかった私(笑)

途中で「もう辞める」とか言うと思っていた。

 

で、GWが目前。

当たり前のように、シフト表にはジロの名前。

ジロは特に文句も愚痴も言わず・・・

 

昨年の4月から通信高校のスクーリングに月に2日通うようになった頃。

お弁当を持たせても、半分以上残して帰ってきてた。

「人前でご飯が食べられない」と。

だから、学校から帰るとお菓子やカップ麺を食い散らかしていた。

それが、バイトを始めてからは、学校でお弁当も食べて帰ってくるようになった。

 

夜の旅館は忙しくて、ちょっと時間が空いたすきに

「ご飯食べてきて」と賄いを渡されて10分くらいで掻き込まないといけない。

トロトロしてたら「いつまで喰ってるんだ」と叱責が飛ぶ。

有無を言わさない状態である。

布団敷き・夕食の片付け・食事部屋の掃除・次の日の準備。

目まぐるしく動き続けるので、食べないと体力が持たないのだ。

そんなこんなで、その辺りが図太くなったのはいいことだね。

 

さて、ジロのバイトも明日から始まる。

スクーリングの方も始まってる。

忙しい日々が押し寄せてきてる。

はなし。

先日、知り合いの人から

不登校気味の小学生の娘のママさんが

ちょっと話を聞いてほしい、と。

時間のある時に迎えに行くから、みたいな。

 

うーん。

私からどんな話を聞きたいんだ?

 

ジロの不登校なら

ずっと延々失敗してきたし、

全く何か、いい方に向かう提案も無理だと思うぞ。

 

そんなこんなで、ここ最近全く更新していなかったここのアドレスを教えた。

私の言葉より

気持ちを書き続けたここの方が

わかってもらえるんじゃないかと。

 

私、口下手だし(^^)

 

不登校の子の不登校の理由は、

不登校の子の数だけあると思う。

 

これ書いて1時間くらい悩んで、書き込んでは消してる。

どれもこれもしっくりこないし、

判って貰えなくてもいいか、とも思う。

 

いいんだよね。

多分

あるがままで。

食卓。

ジロがバイトを始めて。

夜は賄いが出る。

 

すると、夜ご飯は、

相方・タロ・じーちゃん、時々私。

(私は呑む時、ご飯食べない)

 

で、タロも付き合いがあって

「夜ご飯、いらない」って日は

相方とじーちゃんだけ。

じーちゃんも、夜は呑むので

煮物と煮魚してたらOK。

その相方も、年末で親睦会とかあったら・・・

もう私、何も作らない(笑)

 

惣菜は、冷凍できるの多めに作って

1食分ずつ冷凍してるから、

2種類くらい解凍して。

 

ここんとこ、がっつり5人分のご飯、作ってないわー

スゲェ、楽。

 

あ、でもね。

タロのお弁当は、きっちり作ってる。

うん、言い訳(笑)

 

ジロがバイトを始めて

夜、いないって事態には慣れてきた。

 

我が子が大きくなるって、こーゆーことなのね。

なんか、ずーーーーっと

飯炊きババで過ごすと思ってた(笑)

 

一生、飯炊きババでも良かったけれどね。

働くこと。

昨日、ジロはほくほくで帰ってきた。

お給料をもらって。

 

ちぃと前、の11月終わりあたり。

「どれくらい、お給料あるかなぁ」

とジロに聞かれて

「1万くらいじゃね?

あんまり期待してんじゃねぇよ。

そういうのは、『取らぬ狸の皮算用』って言うんだぞ」

 

ジロが、

「俺の給料、猫の皮がどうとか言ってたじゃん」

「たぬきの皮、だな」

「それって、何なん?」

「あー、自分で調べれ」

私が、1万とか言ってたから

実際給料もらって、予想以上でホクホク、みたいね。

 

そう。

時給とか決めずに

ジロがバイトしたいって言うから

私がバイト先に

「使ってやってください」って言ったからさ、

もー、そんなの期待すんなってやつだよね。

 

それでも。

私がバイトに行くと、ジロの働きを見てる人が

「ナギちゃん、ジロくんよく働くよ」

「骨惜しみしない、いい子だねぇ」

などと褒めてくれるので

「そーゆーのは、本人に言ってやって」

と言うと、

「言ってるよ〜」

とのこと。

ジロは、褒められて育ってるようだ。

 

ジロも、私に全く愚痴も文句も言わず

黙々とバイトに行く。

 

11月のお給料。

4万6千円。

時給は900円。

 

週に3〜4日。

17時から22時くらいまで

旅館の裏方をこなす。

体力仕事。

 

私とは時間帯が違うから

一緒に仕事することはない。

 

女将さんから

「ジロくんは、よく働いてくれて助かるわ」

の言葉に、あぁそうか、程度の私。

 

なんていうか・・・

自分でも言葉にならん気持ちにもなる。

あの頃。

今のジロは、

引きこもりではあるけれど

中学時代の尖っていた頃よりかは

ずっと、接しやすい。

 

もう、キリキリと胃が痛くて

髪の毛抜けて白髪が増えて

ママ友さんと会うのもいやで、

な頃は、抜けたな・・・

 

あの頃、なんであんなんだったか考えたら

義務教育の間って、先生が密に関わってくれたのが

そうじゃなくなった、ってことかな。

 

割と軽く、うちのあり方に文句をいうジロに

「じゃ、出て行けや。

出てって自分の好きにすればいい」

という。

15歳までは、出て行けはなるべく控えてたし。

今は、好きに働けるし

それをしないで文句を言うのは、違うだろ、だね。

 

18歳で、ジロは出て行く気みたいね。

 

 

 

話は変わるけど。

今月10日くらいから

私のバイト先で、ジロもバイトする。

私の口聞きだから

きちんと働け、と思う。

顔を潰されたらちぃと厳しい処置をしたい。

 

・・・タロが

「それでも、ジロを庇うんだろ〜」

と言われたけど、

今回は、ないよ。

オカンも伊達に今の職場に10年近くいてないからね。

 

 

資格。

ジロに16歳から取れる資格について話をする。

とりあえず、原付免許。
交通ルールを勉強して、ペーパー受けて
3時間だかの原付講習。

どうだ?

「あー、なんかどうでもいい」

次は、司法書士
「これって、儲かる?」
「がっつり独立して、大手のお客さんがいれば
儲かるんちゃう?」
「暗記、苦手なんだけど」
「うん、知ってる」


・・・・・・・・

ジロがちょっと興味を持ったのは
アマチュア無線技士。
・・・どこで活用される資格なのかな・・・
よくわからないんだけど、
ジロも資格概要を見て
「うーん・・・なんか違うかも」

ダイビングとか船舶の資格とか、いいんじゃない?
「海、怖いわー。ヤベェ生き物に襲われそう」

危険物取扱者は?」
「爆発しそうで怖いわー」

・・・・・・・・
怖いもん、多いね。
バイクも怖い、言うてたわ。

じゃ、簿記あたり。
ちょっと食いついて見てた。

こんだけ、アウトサイダーやってて
怖いもんがいっぱいあって
あんた、この先、どうやって生きていくの?

どうやって生きてくの?

オカン、心配。